親から相続した不動産は大切な資産ですが、持っているだけで固定資産税や維持費などがかかります。
今回は、相続した不動産に住み続ける以外に、有効的な活用方法について詳しく解説します。

相続した不動産をすぐに手放したい場合の活用方法!
相続した不動産をすぐに手放し、現金化したい場合に有効な活用方法は「売却」です。
マンションや一軒家などの上物付きの不動産は、所有年数が経つにつれて資産価値が落ちてしまいます。
そのため、相続した不動産を今後活用する意思がなく手放したい場合には、資産価値が高いうちに売却するのが賢明です。
また、相続した不動産が土地のみである場合も所有しているだけでは固定資産税がかかるだけで利益を得られません。
そこで、せっかく相続した土地を適正価格で売却するための手順を解説します。
(1)売却したい土地の現地調査
(2)現地調査の結果をもとにした価格査定
(3)不動産会社と媒介契約を締結
(4)売却活動の開始
(5)買い手候補と売買条件の交渉を開始
(6)代金を受け取り土地を引き渡す
正式な契約のための書類を揃えて、買主から売却代金を受け取れば土地の引き渡しは完了です。
相続した不動産を貸して有効活用する方法!
相続した不動産を売却せずに、利益をあげて有効活用する方法はいろいろあります。
例えば、相続した土地を貸し地代収入を得る方法は、ローコストかつローリスクです。
借地借家法にある「定期借地権」を行使し、あらかじめ土地を貸す期間を定めておけば、期間満了時にトラブルなく返還してもらうことができます。
また、比較的ローコストで始められる土地の活用方法には、駐車場やソーラーパネル経営などもあります。
加えて、ハイコストですが高い収入が望める土地の活用の仕方として、アパートやマンション、テナントなどを建て賃貸経営する方法もあります。
成功すれば、毎月安定した賃貸収入を得ることが可能です。
相続した不動産のその他の活用方法!
相続した不動産が一軒家の場合には、活用してビジネス展開する方法も有効です。
具体的なビジネスには以下のような例が挙げられます。
・築年数が経った趣のある一軒家をそのまま生かし、近年人気の古民家カフェとして経営する
・水回りなどの内装設備をリフォームし、シェアハウスとして経営する
・大きなデスクやビジネスチェアを設置し、会議室や集会所として経営する
まとめ
いかがでしたでしょうか。
有効活用する方法には、主に売却や賃貸経営などが挙げられます。
先代から受け継いだ大切な資産を、どのように使うのか目的を明確にし、上手に有効活用しましょう。
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