賃貸物件を借りる際に関わる不動産会社には、管理会社と仲介業者があります。
しかし、管理会社・仲介業者の名称を聞いたことはあっても、それぞれの不動産会社が行っている仕事や両者の違いについてよくわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、管理会社の仕事の内容や、仲介業者との違いを詳しく解説します。

賃貸物件を借りる際に関わる管理会社とはどんな会社?
管理会社とは、大家さんから依頼を受けて賃貸物件の管理を代行する不動産会社のことを言います。
大家さんの仕事は建物管理と入居者への対応が主なものですが、その内容はとても多く、大家さんだけでは対応しきれません。
管理会社は、いわば忙しい大家さんに代わって業務を請け負う助っ人なのです。
賃貸物件を管理する管理会社の仕事内容
管理会社の仕事は、大きく分けると「入居者管理」と「建物管理」の2種類があり、以下のようなことを行います。
<入居者管理>
(1)設備トラブル
例:エアコンの故障・トイレの詰まり・カギの紛失など
(2)クレーム対応
例:隣人や上の階の住人が夜遅くまで騒いでいる、ペット禁止なのに隠れてペットを飼っている住人がいるなど
(3)家賃管理
例:未入金の連絡・滞納の督促(場合によっては連帯保証人への連絡も行なう)など
(4)契約更新や退去の対応
例:現在の入居者との更新手続き、退去の手続きと引越し当日の立会いおよび敷金の精算など
<建物管理>
(1)共用部分の清掃や手入れ
例:エントランスの清掃・敷地内の植栽の手入れ・共用廊下の照明交換など
(2)退去後の清掃
例:室内クリーニング・リフォーム・修繕など
(3)建物の老朽化対策
例:外壁塗装やエレベーターの修繕計画や予算の立案、室内リフォームの提案や計画など
どの仕事も、大家さんが安心して賃貸経営を行なって、入居者が快適に暮らすために欠かせない大切なことです。
賃貸物件に関わる管理会社と仲介業者の違いとは
最後に、管理会社と仲介業者の違いをご紹介しましょう。
管理会社はこれまで述べたように、大家さんに代わって賃貸物件と入居者の管理をすることが主な仕事です。
一方で仲介業者は、賃貸物件探しから契約までサポートしてくれる不動産会社で、契約以降のサポートは管理会社が行います。
つまり、仲介業者はお部屋探しから契約成立まで、管理会社の場合は入居後の相談役と考えてよいでしょう。
ただし不動産会社によっては、当社のように仲介と管理の両方を行っているところもあるので、その場合は契約後も長くお付き合いが続きますよ。
まとめ
同じ不動産会社でも、管理会社と仲介業者では役割が結構違います。
これから賃貸物件を探す方は、両者の違いを覚えておくと、お部屋探しの際に役立つかもしれません。
大阪市東淀川区や北摂エリアで賃貸物件をお探しの方は、株式会社住宅ファミリー社までお気軽にご相談ください。















