不動産の売却査定の中でも、直接営業マンに来てもらう訪問査定(実査定)は、机上査定(簡易査定)とはまた違った視点で不動産を見られます。
そこで今回は、不動産売却をご検討中の方へ、訪問査定で重要視される項目と大事なポイントについてご紹介します。
不動産の売却査定ではここがチェックされる①:権利や法令上の問題

物件の状態以前に、まずはその不動産を「売ることができるか」を確認しておかなければなりません。
権利関係では所有権や地上権、賃借権、使用権などがあげられ、法令関係では建蔽率や容積率、土地区画整理区域、用途地域、前面道路の種類と幅、建物の高さ制限などがチェック項目になります。
不動産の売却査定ではここがチェックされる②:建物
築年数もありますが、まず一戸建てではマンションよりも間取りが重視されます。
マンションですと、ある程度決まった間取りになっているので担当者も図面から全体像を把握しやすいですが、一戸建ては注文住宅の場合もあるため、各住戸によって大きく間取りが違います。
どんな人にも暮らしやすい設計になっているか、生活動線は快適に確保されているか、などがチェックされます。
また、一戸建てでもマンションでも共通する重要な査定項目として、キッチンや浴室などの水回りがあげられます。
水回りは特に劣化のスピードが早い部分でもあるため、ここが清潔に保たれていれば、売却査定の担当者に好印象を与えることにもなります。
一戸建てでは、雨漏りやシロアリの被害、つまり建物の屋根部分や床下も調査されますので、気になる方は訪問査定前にしっかりと調査・対策をしておきましょう。
マンションでは、建物の安全性や耐震構造であるかも大事なポイントになってきます。
不動産の売却査定ではここがチェックされる③:立地・環境
机上査定とは違い、実際に査定者が訪問するわけですから、売ろうとしている不動産の立地や周辺環境は、より入念に調査されるポイントと考えておきましょう。
駅までのルートは安全性が保たれ快適に歩けるか、公園などの公共施設があり緑が多いか、コンビニやスーパー、病院が近くにあり利便性がいいかなどが見られるでしょう。
また、売却査定時の季節や天候などにも左右されますが、窓からの景観、日当たりや風通しなどもチェックされます。
まとめ
立地や環境面は、不動産の売却査定の段階になって急に対策を講じられるものではありませんが、家の中をきれいにしておくことで、査定担当者の印象は変わってきます。
特に水回りを清潔にしておけば、「ここがきれいなら他も大事に使ってきたのだろう」という良いイメージを与えることができるかもしれません。
「ちょっとでも高く」は、誰もが当然抱く思いです。
しっかりと売却査定のポイントを事前におさえ、対策をしておきましょう。
株式会社住宅ファミリー社では、大阪市東淀川区を中心に不動産売買を行っております。
売却査定も承っておりますので、お手持ちの不動産を売却したいという方は、ぜひ当社までお問い合わせください。















