近年テレビやメディアで空き家問題が取り上げられ、誰も住んでいない空き家をどうしようか悩む方が増えています。
空き家の所有にはリスクがともなうため、場合によっては手放すという選択も視野に入れておくべきです。
この記事では空き家を保有している方に向けて、空き家を放置することのリスクと空き家の活用法をご紹介します。

空き家を放置するリスクとは?資産価値はどうなる?
空き家を放置することで発生するリスクは、以下の通りです。
・老朽化が進み、倒壊の恐れがある
空き家に適切な管理をせず放置すると、老朽化が進み倒壊のリスクが発生します。
いつ倒壊するかわからない空き家は、通行人や地域の方にも迷惑がかかり、住宅地の景観を損なう恐れもあるでしょう。
また、定期的な換気や掃除がおこなわれていない家は、カビや腐食などが発生し、建物の資産価値を下げてしまいます。
・犯罪の発生が懸念される
空き家を放置すると、放火や不法侵入といった犯罪のリスクも上がります。
家のなかに入られて、物色されたり物を盗まれたりするかもしれません。
さらに家のなかに燃えやすいものがあれば、大火事になる恐れも懸念されるでしょう。
・害虫や猛獣の被害
ゴミが散乱し、庭木が伸び放題の空き家は、害虫の繁殖や野良猫の住処になるリスクがあります。
ゴミや動物の臭いも、近隣住民への迷惑になることを覚えておきましょう。
放置するとリスクがある空き家の上手な活用法
放置するとリスクが高い空き家は、以下のような方法で活用してみてはいかがでしょうか。
・コワーキングスペースにする
最近はフリーランスという働き方が注目されており、都心部ではコワーキングスペースが増えています。
デスクとインターネットがあれば仕事ができるフリーランスの方にとって、コワーキングスペースは便利なオフィスとなるでしょう。
・シェアハウスにする
リフォームし、5LDKや6LDKなどのシェアハウスにするのも、空き家の活用法です。
法人に1棟貸しもできるので、安定した不動産収益が見込めるかもしれません。
需要が見込めるエリアの空き家であれば、リフォームやリノベーションをして資産価値を上げ、人に貸すという活用法がオススメです。
まとめ
空き家を保有している方に向けて、空き家を放置することで発生するリスクと、空き家の活用法をご紹介しました。
放置すると資産価値が下がり、さまざまなリスクが生じる空き家ですが、需要に合った活用法で新しい価値を生み出せます。
空き家問題に悩んでいる方は、上記の活用法をぜひ検討してみてください。
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