新築で家を建てる時は様々な部分にこだわりたくなるもので、アイデアの詰まった家は素敵ですね。
しかし、一歩間違えれば使い勝手が悪いなどといった「失敗」に繋がってしまいます。
そこで今回は新築時の「こだわり」と「失敗」に注目し、実際の失敗例や、反対にこだわりがない場合のメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。
新築時「こだわりのアイデア」の失敗実例
どんなにこだわりを持ってたくさんアイデアを出し新築しても、実際に住み始めると「失敗だったな…」という事はよくあります。
それでは実際に失敗した実例をいくつかご紹介したいと思います。
失敗例:間取り
子どもに目が届きやすいというアイデアでリビング続きに子ども部屋を配置したが、友達がくるたびにリビングの掃除が大変で、子どもが成長して勉強する時にテレビ音に気を遣う。
日当たりや窓からの眺望にこだわり2階にリビング・キッチンを配置し、寝室やお風呂を一階にしたものの、実際に住むと洗濯物の移動やお風呂のタイミングが不便で、年齢を重ねると階段の上がり降りが辛い。
失敗例:収納
まとめて収納できるファミリークローゼットを作ったが、各部屋の収納が少なくて実際に生活すると不便。
失敗例:リビング
開放感にこだわりリビングを吹き抜けにしたが、空調が効きづらく冷暖房費がかさみ、高いところにある照明等の掃除も大変。
子どもの気配を感じられるというアイデアでリビング階段にしたが、空調の効きが悪い。
失敗例:キッチン・お風呂
憧れのアイランドキッチンにしたが、リビングから見える部分が多く収納や片付けに手間がかかる。
広いお風呂にこだわった結果、ガスや水道代が思った以上にかかる。
「こだわりなし」の場合は?メリットやデメリット
それでは反対に新築する時にも特にこだわりなしという場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
まず、メリットとしては、全体的に安く新築を手に入れることができるという点です。
設備やデザイン、素材などにこだわりはじめると、それだけコストも高くなってしまうからです。
また、自分達で考えるよりもプロの設計士等が考えた間取りや仕様を利用する事で、一般的で汎用性が高く使い勝手がよい住宅になる場合もあります。
こだわりなしであれば、建売などで気に入ったものにスムーズに決められるというのもメリットですね。
デメリットとしては、建売の場合は構造などの観点からある程度信頼のあるメーカーを選ばなければならない点があります。
また、注文住宅の場合は自分たちで決めなければならない部分が多くなるので、それが大変な場合はデメリットと言えるでしょう。
まとめ
家を新築する時は、夢や理想、こだわりやアイデアがたくさん溢れてくるものです。
しかし、家事動線や生活スタイル、年齢を重ねた場合の状況も考慮して失敗のないものにしたいですね。
こだわりなしの場合でも同様に家族のスタイルを考えて決めていくと、より満足度の高い新築ライフが送れるでしょう。
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