賃貸物件を探すときは、まず間取り図を見て候補を絞ります。
間取り図に使われている略語の意味がわからないと、どのような部屋なのかきちんと把握できない可能性もあるでしょう。
そこで今回は、賃貸物件の間取り図に使われている略語の意味や、候補の部屋を見学する内見の必要性などについてご説明します。
賃貸物件の間取り図の略語を理解しよう!①主な略語の意味について
間取り図とは、部屋の間取りについて簡単に書かれている図のことです。
情報を細かく載せると見にくくなってしまうため、略語を使用することが一般的です。
基本的な略語には、部屋の種類を示す「1K」「1DK」「1LDK」があります。
「K」はキッチン、「D」はダイニング、「L」はリビングを表しています。
また、ときどき「1SLDK」の部屋を見かけることがあるかもしれません。
「S」とはサービスルームを意味しており、採光や換気の関係上、法律では部屋と認められない納戸などのスペースがあることを示しています。
次に、細かい部分の略語をご紹介しましょう。
「UB」はユニットバス、「CL」はクローゼット、「SB」はシューズボックスのことです。
歩いて入れる大きなスペースのクローゼットは、ウォークインクローゼットと呼ばれ、「WIC」と記載されます。
そして、冷蔵庫やエアコンの場所について書かれていることもありますから、チェックしておきましょう。
冷蔵庫は「R」や「冷」、エアコンは「AC」と表記され、多くの場合は「そこに設置するためのコンセントがある」との意味で使用されています。
賃貸物件の間取り図の略語を理解しよう!②内見の必要性について
略語が理解できたら、いろいろな部屋の間取り図を見て候補を選び、内見しましょう。
内見とは、借りようと考えている部屋を見学することです。
似ている言葉に「内覧」があり、こちらは厳密には「新築物件の完成を確認する」との意味ですが、内見と同じように使われることも多くあります。
内見が必要な理由は、間取り図だけではわからないことがたくさんあるからです。
たとえば、においや騒音については、実際に行かないと確認できません。
また、周辺環境についても、間取り図には載っていません。
「駅から徒歩5分」と記載されていても、坂や信号などの状況によって、もっと時間がかかることも考えられるでしょう。
住んでから後悔しないためには、このような点についてもしっかりと確認しておくことが大切です。
遠方への引っ越しや、どうしても時間が取れないときは仕方がありませんが、それ以外の場合はできるだけ内見するように心がけましょう。
まとめ
賃貸物件を選ぶときは、間取り図から部屋を想像できるように、略語の意味を理解しましょう。
そして気になった部屋は、契約前に内見で確認することが大切です。
入居後の後悔を減らすためにも、内見の必要性をきちんと理解して、しっかりと見学しておきましょう。
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