洗濯物を干すだけでなく、最近ではガーデニングなどさまざまな用途で使われるバルコニーやベランダ。
でも、これらのはっきりとした違いについてはあまり知られていないのではないでしょうか?
ここではバルコニーとベランダ、そしてテラスについて、それぞれの特徴やメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
バルコニーとベランダとテラスの違いと特徴とは?
まずはそれぞれの建築上の特徴や違いを比べてみましょう。
バルコニー
バルコニーには次のような特徴があります。
●基本的に屋根がない
●2階以上の外に張り出したスペース
また、バルコニーには家の一部が半屋外になっている「インナーバルコニー」と、下階の屋根部分を床として作られている「ルーフバルコニー」があります。
屋根の有無がベランダとの大きな違いとなっていますが、インナーバルコニーの場合は屋根がある形状になります。
ベランダ
ベランダには次のような特徴があります。
●基本的に屋根がある
●2階以上の外に張り出したスペース
マンションなどの集合住宅ではほとんどがベランダになっています。
テラス
テラスには次のような特徴があります。
●1階部分の外に張り出して作られるスペース
テラスは掃き出し窓の前などに居住スペースを広げたようなスペースで、ウッドデッキなどもテラスに含まれます。
一般的に、屋根の有無がベランダとバルコニーの違いと言えます。
バルコニーやテラスには後付けでアルミなどの屋根を付けることもできます。
バルコニーとベランダとテラスのメリットとデメリットとは?
それぞれにどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
バルコニーのメリットとデメリット
基本的に屋根のないバルコニーは、開放的で日当たりもよく、庭のような感覚で使用できます。
洗濯を干すだけでなく、ガーデニングや屋外リビングとしても活用できます。
一方で、屋根がないため悪天候による影響も受けやすいデメリットもあります。
バルコニーの中でもインナーバルコニーは、室内スペースは減少しますが奥行きが取りやすいのでバルコニーを広くすることもでき、屋根があるため雨も防ぐことができます。
ベランダのメリットとデメリット
屋根のあるベランダは、日当たりを確保できながら雨の日でも使いやすく、洗濯物を干すのにはとても便利です。
一方で奥行きや広さを出しにくいという点はデメリットと言えるでしょう。
テラスのメリットとデメリット
テラスは主に一戸建てにおいて、1階部分の居住空間を広げて多目的に活用することができ、洗濯物の外干しの際も家事動線がスムーズというメリットがあります。
集合住宅の1階部分では設置の可否は場合による点と、敷地スペースを必要とする点はデメリットと言えます。
まとめ
バルコニー、ベランダ、テラスについて、それぞれの違いやメリットとデメリットをまとめてご紹介しました。
建物の敷地や面積や敷地に対する建物の配置、方角などの立地条件、住む人の好みや生活スタイルでもメリットとデメリットは変わってきます。
どれにするか迷ったときは、あらかじめ主な用途を考えておき、建物の構造やデザインとの兼ね合いや好みも考慮してどれを設置するか選択していくといいでしょう。
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