マイホームの購入を検討している場合、「頭金」のほかに「手付金」が必要であることはご存じでしょうか?
家の立地やデザイン等を考える前に、マイホーム購入にかかるお金のことを知っておく必要があります。
今回の記事では、マイホーム購入の際に初期費用とされる「頭金」と「手付金」の違いや、その他の「諸費用」、住宅ローンを組む際の注意点についてご紹介したいと思います。
マイホームの購入に必要な「頭金」と「手付金」の違いとは?
まずは初期費用として必要な頭金と手付金の違いをご説明します。
頭金
自己資金から用意できる現金のうち、物件価格に充当するもののことを言います。
したがって、「物件価格」-「頭金」=「住宅ローン借入金」となります。
ちなみに頭金の支払いは必須とはされていません。
手付金
自己資金から用意できる現金のうち契約時に支払うもののことを言い、解約金としての意味も持ちます。
手付金は、頭金とは違い、契約の成立を示す証拠金として契約時に必ず支払う必要のある費用です。
手付金の相場は完成物件の場合で物件価格の10~20%とされており、最終的にそのまま頭金の一部となり、売買代金に充当します。
マイホーム購入で必要な頭金や手付金以外にかかる「諸費用」とは?
初期費用として支払う頭金と手付金以外にも、マイホーム購入の際には「諸費用」が発生します。
では諸費用の主な内訳を見てみましょう。
●売買契約書等の印紙税
●仲介手数料(弊社売主の場合は不要)
●登記費用
●住宅ローン借入れ費用(事務手数料、保証料、印紙税等)
●火災・地震保険料
●固定資産税等精算金
●不動産取得税
その他にも、引っ越し費用や家具家電の購入費、必要に応じて土地の地盤改良費等も諸費用とされています。
諸費用は自己資金で準備するのが一般的ですが、内容によっては住宅ローンに含めることもできます。
なお、諸費用の相場は新築物件で物件価格の3~7%、中古物件で6~10%が目安と言われています。
頭金や手付金の考え方も重要!マイホーム購入時の住宅ローンの注意点
このように物件価格以外にもさまざまな費用が発生します。
では住宅ローンを組む際にどんな注意点があるのでしょうか。
頭金は必須ではないが多いほうが安心
頭金はゼロでもマイホームの購入は可能であり、最近の低金利や住宅ローン控除のメリットを大きく活用するために頭金を少なくするケースもあります。
その場合、万が一家を売却しなくてはならなくなった際に住宅ローンの残債が売却価格で賄いきれないケースも多くなっているのは頭金なしの注意点と言えます。
一般的に物件価格の20~30%が頭金の目安と言われていますが、可能な範囲で頭金を用意しておくと住宅ローンの借入額も当然少なくなるので安心です。
フルローンの場合はしっかりとした返済計画が必要
頭金ゼロで諸費用も可能な部分を住宅ローンに含めるフルローンの場合の注意点としては、手持ちの資金や、共働きでも出産等で収入の見通しがどのようになるかなど、金融機関等とよく相談して資金計画を立てることがとても重要となります。
まとめ
マイホームの購入の際、手付金は自己資金での準備が必須となります。
また、頭金なしで住宅ローンを組む場合には、無理のない資金計画を立てるようにするといいでしょう。
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