長く住んでいると気になってくるのがクロスの黄ばみ汚れです。
いくら部屋をきれいに片付けても、クロスが黄ばんでいると台無しな気分になります。
ただ拭くだけではなかなかきれいにならないクロスの黄ばみは、どのようにして掃除すればよいのでしょうか。
今回は、クロスが黄ばむ原因や効果的な落とし方についてご紹介します。
クロスの黄ばみを掃除する前に！黄ばみの原因を確認
クロスの黄ばみは、場所によって異なる原因が考えられます。
まず、キッチン周辺のクロスが黄ばんでいるのは、その原因のほとんどが油汚れです。
調理をするときの油が直接壁に飛び散るのはもちろん、油を含んだ蒸気が煙とともに空気中を流れていき、壁に付着します。
そのため、特に換気扇近くの壁は黄ばみやすいのです。
そのほかにも、タバコのヤニも原因として考えられます。
家族のなかに喫煙者がいる場合はクロスの黄ばみ方が激しくなりがちなので、普段から対策を考えておいたほうがよいでしょう。
また、電気スイッチの周辺にできた黄ばみは手垢によるもの、通気口周辺にできた黄ばみは外から入ってきた排気ガスによるものと考えられます。
黄ばみ汚れは水拭きしただけは落ちにくいため、蓄積して頑固な汚れになる前に、適切な方法で掃除すべきです。
クロスの黄ばみを掃除するには？効果的な落とし方やおすすめグッズを紹介
クロスの黄ばみは、汚れの性質に合った正しい洗剤や道具を使って掃除しなければなりません。
黄ばみは水溶性の汚れなので、程度の軽いものであれば中性洗剤でも十分落とすことが可能です。
しかし、油分を多く含んだ黄ばみは油汚れを中和する効果がある重曹を使うとよいでしょう。
重曹を水に溶かしてスプレーボトルに入れ、黄ばみが気になる部分に吹きかけながら擦り落としてください。
このとき、強く擦りすぎるとクロスが剥がれたり傷がついたりする恐れがあるので、柔らかめのスポンジや雑巾をつかって優しく擦っていきましょう。
重曹で落ちなければ、さらに強いアルカリ性の性質を持つセスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめです。
黄ばみは蓄積されると頑固な汚れになるため、普段からなるべく予防できるよう意識してください。
壁紙の表面にコーティングを施すのが一番ですが、賃貸物件などでは難しい場合も多いため、簡単に剥がせるタイプの壁紙を貼り付けてみるのもよいでしょう。
もちろん、タバコを室内で吸わないなどの努力も必要です。
まとめ
以上、クロスの黄ばみの原因や掃除する方法をご紹介しました。
クロスの黄ばみは油やタバコのヤニ、手垢、排気ガスなど、さまざまなものが原因として考えられます。
原因に合った落とし方があるため、まずは何が原因で黄ばんでいるのかを見極めましょう。
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