賃貸借契約を結ぶ際に、重要事項説明書という書類を契約前に受け取るかと思います。
よくわからないままサインをして、あとから内容を見てビックリすることがあるかもしれません。
重要事項説明書とはどういう内容のもので、どこを確認しなければいけないかポイントをチェックしていきましょう。
重要事項説明書の内容とは!賃貸借契約とは何が違うの?
重要事項説明書とは、賃貸物件を契約する前に宅地建物取引士が説明するものを書面化したものです。
重要事項説明は、不動産取引では必ずおこなわなければいけません。
重要事項説明と賃貸借契約書の違いは、誰が誰に対して交付するかという点です。
賃貸借契約書は借主と貸主が取り交わしますが、重要事項説明書は不動産会社が借主に交付します。
重要事項説明書にだけ記載されている内容は、賃貸物件に関する重要なことです。
どの項目も大切なので、事前に重要事項説明書をもらって読んでおくと良いでしょう。
重要事項説明書に記載されているのは、契約にかかる各種表示や対象となる建物に直接関係する事項、取引条件に関する事項などです。
賃貸物件を契約する前に確認したい重要事項説明書のポイント!
重要事項説明書で確認するポイントは、更新料・保証料・退去予告について・禁止事項・設備について・連絡先の6つです。
更新料は契約の更新時に支払うもので、金額は賃貸物件により異なります。
更新手数料も確認しておくと良いでしょう。
保証料は、保証会社に支払う費用で、契約内容や更新時の金額も確認する必要があります。
退去予告は、どれくらい前にされるのかもチェックしておきましょう。
一般的に借主都合の場合は1か月前、貸主都合の場合は6か月前といわれます。
退去予告の期間が短いもの・長いものは、その理由も確認しておきましょう。
賃貸物件でトラブルにならないように、禁止事項はチェックが必要です。
賃貸物件によっては、ベランダに洗濯物を干してはいけないなど、普通の物件なら当然のように許されていることでも禁止されているケースがあります。
賃貸物件の設備についての項目は、手間かもしれませんが1つ1つチェックしておきましょう。
設備の欄に記載がないのに賃貸物件の部屋にあるものは、前の住民が置いていった残置物の可能性があるからです。
残置物の撤去は新しい入居者の負担となるため、置いておく必要がないときは契約前に撤去してもらわなければいけません。
いざというときのために、緊急時の連絡先は必ず確認し、その場で連絡できるか電話をかけてみるのも良いでしょう。
まとめ
賃貸物件の重要事項説明書の確認ポイントをまとめました。
重要事項説明書とは、借主が契約後に困らないよう作られた書類です。
契約してしまうと、重要事項説明書の内容を理解したことになります。
知らなかったでは済まないこともありますので、不明点は説明してもらうときに質問し、疑問点がなくなってから契約しましょう。
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