賃貸物件の部屋の借り方として定着しつつあるルームシェア。
ルームシェアとは友人など複数人でひとつの物件を借りて共同生活をすることです。
実際のところルームシェアにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ルームシェアに向いている方や向いていない方、成功させるコツなどもあわせてご紹介します。
賃貸物件でルームシェアするメリット
ルームシェアのメリットとしては次のようなものが挙げられます。
費用面でのメリット
まず一番に挙げられるのは、費用面でのメリットです。
たとえば家賃に関しては、一人で部屋を借りるよりも一つの部屋の家賃を人数割することで負担が少なくなります。
ただ家賃を抑えるだけでなく、同じ費用負担でもグレードの高い物件や立地の良い物件に住むことも可能になります。
また、水道・ガス・電気代などもシェアすることで安く抑えられたり、インターネット回線も共有できたりといったメリットもあります。
防犯面でのメリット
複数人で住むと家を空けているタイミングを把握しにくく空き巣などの、留守を狙った犯罪に遭いにくくなります。
1人でいるところを狙われて起こるような犯罪の抑止効果も期待できます。
寂しくないというメリット
精神面でも誰かがそばにいること、困ったことが起きても頼れる人がいることなどもメリットとして挙げられます。
家事分担でのメリット
食事作りや掃除などの家事分担ができるのもメリットのひとつです。
一人だと余らせがちな食材も無駄なく使うことができます。
ルームシェアを成功させるコツは、このようなメリットを上手に共有し合いながら活用していくことにあります。
そのためには、コミュニケーション能力もある程度必要です。
人と一緒に過ごすことが好きで、一定のルールを守れる方はルームシェアに向いているといえます。
賃貸物件でルームシェアするデメリット
一方でルームシェアには次のようなデメリットもあります。
プライベートな時間に関するデメリット
自分の部屋はあるものの、誰かと一緒に住むということはその分プライベートな時間も減ってしまいます。
家に自分のお客さんを招くことが難しいのはもちろん、電話をする場所や時間帯に気遣う必要などもあり、多くの場面でルームメイトへの配慮が必要となります。
生活スタイルの違いによるデメリット
共同生活なので、お風呂や食事が自分のペースでできないことも考えられます。
なかには生活スタイルや家事のやり方の違いでルームメイトと衝突してしまう場合もあるでしょう。
一定のルールをつくり、それに基づいてお互いにある程度気遣いを持ちながら生活することが望まれます。
逆に自分のペースで生活したい方は、ルームシェアには向いていないといえるでしょう。
まとめ
賃貸物件でルームシェアをすると、おもに費用面で多くのメリットを得られます。
その一方で、向いている人と向いていない人が顕著に分かれるのもルームシェアの特徴のひとつです。
相手の生活スタイルにある程度合わせながら一定のルールを守り、ルームシェアのメリットを上手に活用していくのが成功のコツです。
ルームシェアを検討しているのであれば、主に生活面でのデメリットを十分に把握したうえで、自分に向いているかそうでないかを判断することをおすすめします。
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