不動産購入をしたあとに気付く問題の中でも、比較的多い問題のひとつとして挙げられるのが「雨が降った後、庭に水が溜まるという現象」です。
なぜきちんと水はけされず水が溜まるのか、その原因や対策方法について解説していきますので「庭にいつまでも水溜まりが残って困っている」という方はぜひ参考にしてください。
不動産購入後の大きな問題!庭に水が溜まるおもな原因とは?
不動産購入後の大きな問題のひとつとして挙げられる「庭に水が溜まる」という問題。
この問題を引き起こすおもな原因としては、以下のようなものが挙げられます。
●雨水を地面に浸透させるため設備「雨水ます」の蓋に落ち葉やゴミがたまって塞がってしまっている
●庭の土に、粘土や赤土など水分を含みやすい土質のものを使っているため、土自体がずっと水を溜め込んでしまい水はけが悪い
●「元々沼地だった、田んぼだった」など、地盤そのものが水を溜め込んでしまいやすい状態になっている
●庭が道路よりも低い位置にあり、道路からの水も庭に流れ込んでしまうため、水はけが間に合わない状態になっている
●水をうまく排水するための傾斜である「水勾配」がついておらず、「雨水が雨水ますや用水路などに流れてくれない」という状況になっている=表面排水がうまくいっていない
上記の点をまずはチェックしてみましょう。
不動産購入後に庭に水が溜まる問題が発生した時の対策方法は?
不動産購入後に「庭に水が溜まる」という問題が発生してしまった場合のおすすめの対策方法としては、以下のようなものが挙げられます。
まずは雨水ますが蓋が落ち葉やゴミで塞がれていないかを確認し、今後も定期的に確認と掃除をする
庭の土の上に砂利をまく(砂利をまく前に徹底的に雑草処理をして防草シートを敷き詰めておくこと)
道路より庭が低い位置にある場合も、この対策はなかなか有効です。
道路面よりも高くなるまで、しっかり砂利を敷くのがポイントです。
庭の土を片方削って傾斜をつける、固まる土を使って傾斜をつけるなどの方法で表面排水を改善する
これらの対策でも水が溜まる問題が改善されない場合は、最後の対策手段として「透水性コンクリートの施工をする」というのが挙げられます。
ただしこれをしてしまうと、ガーデニングや家庭菜園などを楽しむのは難しくなりますので、その点は理解しておきましょう。
まとめ
今回は「不動産購入後に、庭に水が溜まるという問題」について、そのおもな原因や対策を解説しました。
もっとも簡単な対策でありながら意外とおろそかになりがち、見落としがちなのが「雨水ますのチェックと清掃」です。
これだけでも、水溜まり問題が改善されることは少なくありませんから、まずはこの対策からやってみましょう。
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