近年増加傾向にあるフリーレントの賃貸物件ですが、具体的にどのようなメリットがあり、どのような点に気を付ける必要があるのでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件にお住まいの方、これからお住まいを検討されている方に向けて、フリーレントをテーマにくわしくご紹介します。
賃貸物件で見かけるフリーレントとは?メリットをあわせてご紹介
「フリーレント」とは、賃貸物件において、一定期間賃料が無料になる契約のことです。
ただし、一定期間といってもその期間はさまざまで、数週間分から数か月分まで、契約によって異なります。
フリーレントの賃貸物件は、近年賃貸物件の空き家状況が増えるなかで、競争力をつけるために増加傾向にあるといわれています。
同じような条件下の物件にくわえてフリーレント期間があることで、貸主側はより物件を選んでもらいやすくなり、借主側は家賃が期間中無料になるため、お互いにとってメリットがあるのです。
また借主側にとっては、二重家賃が発生しなくなる点も大きなメリットです。
たとえば契約更新に合わせてお部屋探しをすることで、現在の物件とこれから住む物件の両方の家賃を支払うことになってしまい、二重家賃が発生します。
フリーレントの期間があることで、この二重家賃の問題を解消できる可能性が高いでしょう。
フリーレント期間のある賃貸物件を借りる注意点とは
フリーレント契約をして賃貸物件を借りるときには、次のような注意点があります。
違約金の発生に注意
ほとんどのフリーレントの賃貸物件では、賃貸借契約のなかに短期解約違約金の内容が盛り込まれていることがほとんどです。
フリーレントの期間を終えたときにすぐに賃貸借契約を解約されてしまえば、貸主に利益が発生しません。
そうした貸主のリスクを回避するために、短期解約違約金が設定されています。
更新月がいつになるのか注意
たとえば、10月に入居するための住宅を探しているとき、8月に物件を見つけたとします。
このときに、貸主と交渉して8月と9月はフリーレント期間にしてもらい、10月から入居したケースでは、契約月は10月でなく8月になります。
この場合契約月が8月であるため、更新も入居月ではなく契約月の8月になるため、間違えないように注意が必要です。
まとめ
今回は、賃貸物件にお住まいの方、これからお住まいを検討されている方に向けて、フリーレントをテーマにくわしくご紹介しました。
賃貸物件をフリーレント契約で借りるときには、注意点を押さえれば貸し手側と借り手側両方にメリットがあります。
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