ミストサウナは浴室内にお湯を噴霧して温度と湿度を上げるサウナのことで、一般的なサウナを「乾式サウナ」と呼ぶのに対し「湿式サウナ」と呼びます。
乾式サウナは100℃近くの高温になりますが、ミストサウナは40℃程度にしかならず体の負担が少ないのが特徴です。
今回は、不動産購入後にミストサウナを設備する際の設置方法や費用についてご紹介します。
不動産購入でミストサウナを後付けする方法
家庭用のミストサウナには、設置方法によって「先付けタイプ」と「後付けタイプ」の2種類があります。
先付けタイプはエアコンに似た形状で、浴室の天井に埋め込んでリモコンで操作します。
後付けタイプは壁に設置して直接機器を操作するので、設置位置が比較的低いのが特徴です。
後付けタイプのミストサウナは先付けタイプよりは簡単な工事で設置できますが、シャワー水栓や蛇口にきているお湯を使うので、給湯の配管分岐工事が必要です。
配管分岐工事は既存の配管を分岐させるので工事のタイミングは問いませんが、タイル貼り・漆喰・木製の壁には設置できないなど細かな条件があります。
後付けタイプの設置を検討する場合は、事前に業者に取り付けられるかどうか確認しなければなりません。
先付けタイプの設置には給水・給湯・排水の配管工事が必要で浴室全体が影響を受けるため、浴室全体のリフォームや家屋の新築のタイミングでの導入となります。
不動産購入でミストサウナを後付けした場合の費用
後付けタイプのミストサウナには、ミスト機能だけの簡易式と温度調整や乾燥などの機能の付いた壁掛け式があり、簡易式なら5万円前後で販売しています。
壁掛け式は簡易タイプより高額で、7万円から10万円のものが一般的です。
設置する際の工事費用については双方にあまり差はなく、いずれのタイプも数万円から5万円程度で設置できることが多いでしょう。
ミストサウナを設置するとどうしても浴室の湿度が高まってしまうため、カビの繁殖を防ぐには換気や乾燥に配慮しなければなりません。
壁掛け式のなかでも機能が多いものほど値段は高くなりますが、換気や乾燥機能付きを選んでも浴室乾燥機を別に設置するよりは安いです。
ミストサウナの設置には給湯器の性能や水圧も関係してくるので、浴室の間取りや壁材なども含め、施工環境を確認してから詳細を検討するのがおすすめです。
まずは専門業者に相談して、見積もりをもらうところから始めると良いでしょう。
まとめ
ミストサウナには発汗効果以外に保温や保湿効果もあり、乾式サウナほど高温にならないので、冬場ヒートショックの心配のある高齢者にも体に負担がかからずおすすめです。
ほかにも美容機能やリラックス効果など製品によってさまざまな機能があるので、家族構成に応じた製品を選ぶと良いでしょう。
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