土地や建物には、さまざまな情報を記録するための登記簿謄本というものがあります。
登記簿謄本は、登記事項証明書とも呼ばれるもので、土地や建物を購入する際に重要な書類のひとつとなります。
こちらの記事では登記事項証明書とは何か、また、取得方法について、ポイントを解説していきましょう。
不動産購入の際に知っておきたい登記事項証明書とは何かを解説
不動産購入などの取引の際には、不動産登記が必要です。
土地の面積や所有者、抵当権付きの場合の権利内容など、さまざまな情報が登記簿には記されています。
また、建物の場合、用途の種類や構造、床面積をはじめとした情報が記録されています。
土地や建物を購入して所有者が変わった場合や相続が発生して名義が変わった場合、所有権移転登記をおこなうのが一般的です。
このように、不動産購入の際に欠かせないのが不動産登記で、登記事項証明書(不動産登記簿謄本)とはこの登記に関する情報を記した書類のことを言います。
土地や建物を取得したときに、所有権や抵当権設定に関わる登記をおこなうことは義務づけられていません。
ただ、住宅ローンを利用するときや将来的に売却する際など、所有権保存登記が必要になる場面が多くあります。
不動産購入に伴って登記事項証明書が必要な場合の取得方法
登記事項証明書が必要な際の取得方法について解説していきましょう。
窓口申請
法務局や市区町村の出張所の窓口で請求する方法で、申請書の記入や印紙の購入から提出、受け取りまで一度に済ませられ、即日受け取ることが可能です。
オンライン申請
インターネット環境があれば、自宅で申請ができ、印紙代がかからないというメリットがあります。
はじめに申請書をダウンロードして記入、登録をおこなってから送信し、その後、インターネットバンキングやコンビニ、電子マネーなどで手数料を支払います。
受け取りは法務局に行くか郵送にするかの2つから選べますが、長い場合は1週間ほどかかることに注意が必要です。
郵送申請
法務局かダウンロードによって入手した申請書に記入し印紙を貼ったら、郵送します。
1週間ほどかかりますが、受付時間を気にせず自宅で入手可能です。
自宅から申請できるオンライン申請と郵送申請は便利ですが若干時間がかかるため、急ぎの際は直接窓口に行くことをおすすめします。
まとめ
登記事項証明書とは、土地の面積や所有権、建物の用途種類など、不動産に関するさまざまな情報を記載した書類のことです。
この書類の取得方法には、窓口申請、オンライン申請、郵送申請の3つがあるので、必要な手数料や必要な時期に合わせて申請方法を選びましょう。
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