車やワイン、洋服など、今の時代においてもその良さが失われていないヴィンテージの品は、今もなお高値で取引されています。
それは不動産においても同じで、いわゆるヴィンテージマンションと呼ばれる物件は、築年数が古くても誰しもが憧れる存在です。
では、ヴィンテージマンションの定義とは何なのでしょうか？
今回は、ヴィンテージマンションの定義と選ぶ際のポイントについてご紹介します。
不動産購入時に知っておきたいヴィンテージマンションの定義とは
ヴィンテージマンションと呼ばれるマンションは複数存在しますが、実は具体的な定義はありません。
ただし、ヴィンテージマンションと呼ばれる物件に共通している条件はあります。
まず、誰もが憧れる人気エリアや人気の駅の近くなど、建っている立地が良いことが第1条件です。
次に、ヴィンテージマンションに欠かせないのが、いつの時代においても古臭さを感じないおしゃれなデザインであることです。
建物に珍しい材木を使用していたり、貴重な美術品がロビーや共有部に飾られていたりと、他のマンションとは一線を介する唯一無二のデザイン性がヴィンテージマンションには求められます。
さらに、立地やデザイン性の高さから人気が衰えることなく、常に高価格で取引されていることもヴィンテージマンションの条件でしょう。
資産価格を下げることなく高価格帯で取引きされ続けるためには、しっかりと管理体制が整っていることも大切です。
ヴィンテージマンションを購入する際の選び方のポイント
ヴィンテージマンションは、人気があるとはいっても築年数は古いマンションです。
そのため、購入を検討する際には、大規模修繕がどのようなスケジュールでおこなわれているかを確認しましょう。
一般的には10年ごとに大規模修繕をおこなうケースがほとんどですが、エレベーターなどの細かな部分も修繕されているか確認することがポイントです。
バリアフリー化されているかどうかも合わせて見ておくと良いでしょう。
また、建てられた時期によっては耐震性に不安があるため、安心して暮らすためにも耐震性や安全性をチェックすることも大切です。
まとめ
好立地・高価格・優れたデザイン性が揃ったマンションが「ヴィンテージマンション」と呼ばれています。
不動産購入でヴィンテージマンションを検討する場合には、大規模修繕の内容や頻度、そして耐震性についてチェックをし、安心して暮らせるマンションを選んでください。
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