
所有している家を売却する際、築年数が古い家ほど売却が難しい傾向にあります。
売るのが難しい古い家を売却する方法はあるものの、注意点についても押さえておくことが大切です。
今回は、古い家の基準や売却の方法、古い家を売却する際の注意点についてご紹介します。
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古い家の基準
古い家かどうかは築年数によって判断されるのが一般的ですが、基準となる築年数は20年程度です。
これは、木造住宅の法定耐用年数が22年ほどであり、築20年を過ぎるとほとんど建物の価値がなくなることによります。
法定耐用年数が過ぎても、建物自体が住めない状態になるわけではありません。
ただし、住宅ローンの審査は購入する家が古いほど通りにくくなるため、購入希望者の方にとっては選びにくいです。
また、古い家は耐震性能が低い可能性があり、安全性に疑問が残ります。
1981年より前に建てられた建物は旧耐震基準が適用されており、現行の耐震基準よりも地震への耐性が低いです。
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古い家を売却する方法
古い家を売却するには、家ではなく土地をメインに売り出すと効果的です。
古家付き土地として売却すれば、家をおまけとして解体する費用をかけずに売却できます。
また、家をリフォームして設備や建物の一部を新しくすれば売れる可能性が高まるでしょう。
買主の方によっては、自分の好きなように古い家をリフォームしたいと考えている方もいます。
そのため、売主がリフォーム費用を負担する形で買主の方の希望に沿ったリフォームを実施するのもおすすめです。
ほかにも、古くなった家を解体して更地にしてから売却することもできます。
新築住宅を建てたい方にとっては土地の状態で売られているほうが買いやすいため、更地のほうが売れる可能性もあるのです。
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古い家を売却する際の注意点
古い家を売却する際は、その家が建っている土地が再建築不可でないかです。
家を建てた当時は建築可能な土地であっても、現行法では再建築不可な可能性があります。
再建築不可の土地では、家を取り壊すと新しく建物を建てられなくなるため売却が難しいです。
また、古い家は雨漏りやシロアリの被害を受けている可能性があり、そのまま売却すると契約不適合責任に問われる可能性があります。
ほかにも、古い家は昔からの口約束で境界線を決めており、法律上有効な境界線がないことも多いです。
境界が決まっていない状態で家を売却すると、あとで買主の方がトラブルに巻き込まれる可能性があります。
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まとめ
築20年を超える家は、古い家と見なされ売却が難しい傾向にあります。
家ではなく土地をメインに売却する、リフォームを条件に売り出す、更地にして売るなどの方法を取れば売却可能です。
ただし、再建築不可の土地や境界線が決まっていない土地に建っている家の売却には注意しましょう。
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株式会社住宅ファミリー社 メディア 担当ライター
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