根抵当権つきの不動産相続は迅速な手続きがポイント! Blog
不動産の相続が発生したとき、その不動産に根抵当権が設定されていることがあります。
「抵当権」は耳なじみのある言葉かもしれませんが、「根抵当権」とはどんなものなのか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は不動産の相続を検討されている方に向けて、根抵当権とはどんなものなのか、根抵当権がついている不動産を相続する場合の注意点をご紹介します。

不動産の相続における根抵当権とは
不動産相続のなかで出てくる根抵当権とは、不動産の価値に応じて貸し出せる限度額を決め、その限度額内であれば借りたり返したりを繰り返せる、自営業者が多く利用する制度です。
不動産を担保にしてお金を借りるという仕組みは抵当権と同じなのですが、返済が終わっても次の借り入れが発生する可能性があるため、抵当権は抹消されません。
抵当権を抹消するためには債権者と債務者、お互いの同意が必要です。
根抵当権は事業の運転資金に用いられることが多いのですが、借り入れをするごとに抵当権を設定すると手間もお金もかかってしまいます。
そのような手間をはぶくためにつくられたのが根抵当権で、限度額の範囲内であれば、必要なときにいつでも借り入れができるというメリットがあるのです。
根抵当権のある不動産を相続する場合の手続きと注意点
根抵当権がついている不動産を相続する際の手続きは一般的に以下の流れでおこないます。
・債権者に連絡をする
根抵当権のついた不動産を相続することになったら、相続が発生したことを伝えるために、銀行などの債権者に連絡を入れましょう。
相続すると負債を背負ってしまう不動産の場合、相続放棄も視野に入れ、放棄する場合は家庭裁判所(被相続人の最後の住所地を管轄するところ)で手続きをおこないます。
・登記手続きをおこなう
根抵当権つきの不動産を相続すると決めたら、所有権移転登記や指定債務者の合意の登記、相続人を債務者にする債務者の変更登記をおこないます。
また、根抵当権がついた不動産を相続するとき、相続開始から6カ月以内に手続きをおこなう必要があるというのが注意点です。
相続放棄の手続きも3カ月以内におこなう必要がありますが、3カ月で決められない理由がある場合は、家庭裁判所で延長の手続きがおこなえます。
まとめ
不動産の相続を検討されている方に向けて、根抵当権とはどんなものなのか、相続の流れや注意点をまとめてみました。
根抵当権のついた不動産の相続は、期限もあり複雑な部分がありますが、ポイントをおさえてスムーズな相続をおこなってください。
不動産相続についてなにかお困りでしたら、株式会社住宅ファミリー社までお気軽にお問い合わせください。