賃貸物件を検討する人のなかには、電球交換は自分でするのか不動産会社に依頼するのか迷ってしまう人がいるかもしれません。
そもそも入居時に照明はあらかじめついているのか、気になる人もいるでしょう。
今回は賃貸物件を考える人に向けて、照明の電球交換は誰がおこなうのかを解説します。
賃貸物件で室内照明が切れたときの電球交換は誰がおこなう?
アパートやマンションでは、部屋の中の電球交換は基本的に入居者自身がおこないます。
電球は消耗品とみなされ、入居者によって使用度合いが異なる消耗品については入居者自身の負担となる場合がほとんどで、契約書にも明記されています。
入居者が自分で購入するので、部屋の雰囲気によって電球の色味を変えてもいいですし、交換の頻度を減らしたい場合は、LED電球にしても良いでしょう。
電球はさまざまな種類がありますが、購入するときは口金サイズと対応ワット数を確認しておくことが大切です。
口金サイズはE26やE17が多く使用されており、口金サイズを間違って購入すると取り付けができないので注意しましょう。
一方、電球を交換しても点灯せず照明自体に不具合がある場合、付帯設備であれば大家さんや不動産会社の負担となるので、修理や交換を依頼してください。
ちなみに賃貸物件では玄関やトイレ、浴室の照明は入居後すぐ使えるようにあらかじめついていますが、リビングや寝室の照明器具は入居時についていないことが多くあります。
リビングなどのメインとなる部屋では、選ぶ照明器具によって部屋の雰囲気が大きく変わるため、入居者自身の好みを反映できるように配慮されています。
では入居時、退去時に電球が切れている場合の対応についても見ていきます。
まず入居時に室内の電球が切れていて照明がつかない場合は、貸主側で対応するケースが大半です。
また退去時に切れている電球がある場合、わざわざ交換する必要はありませんが、必ず告知はしてください。
賃貸物件で室外の照明が切れたときの電球交換は誰がおこなう?
次にアパートやマンションの室外部分の照明について見ていきましょう。
賃貸物件の玄関や廊下、階段など共用部分の照明の電球交換は、毎月の管理費や共益費で賄うものになるので、大家さんや不動産会社の負担となります。
廊下や階段など共用で使用する場所の電球が切れた場合は、自分で交換する必要はないので、管理会社に交換を依頼してください。
ただし、入居者のみが使う玄関照明やベランダなどの照明は、入居者が負担するケースが一般的です。
まとめ
今回は、賃貸物件での照明の電球交換について解説しました。
この記事を参考に室内と室外の対応の違いを押さえておけば、電球が切れたときもスムーズに対処できるでしょう。
リビングなどにはあらかじめ照明がついていないこともあるので、自分好みの照明や電球を選んで、心地良く暮らせる部屋をつくってください。
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